月居山ハイキング

月居山頂上から見る袋田温泉


思い出浪漫館の朝。
大洗は太陽で輝く海!というイメージですが、袋田の朝は山と渓流の景色に紅葉も混じり、色鮮やかで静かな風景が楽しめます。


姉妹館でありながら、大洗とは趣旨の異なる山の温泉宿なんだなぁと改めて感じました。
お客様とも色々お話させていただきましたが、大洗のお客様とは旅の楽しみ方、過ごし方も少し異なるようです。


渓流の風景です。



玄関の紅葉も色づいて綺麗でした。



さて、今回の一人旅の目的は、お客様として、お客様の足・視点で袋田を体験する事!
という事で、袋田と言えば山登り?との思い込みで月居山ハイキングをしてきました。
月居=「つきおれ」と読むらしいです。


朝食バイキングをいただいてチェックアウト。
目指すはあの山!


20分くらいでしょうか?
のんびり歩いていると・・・
登山入口の看板が見えてきました。

ここから先は車では入れません。
お手洗いがあります。



細い小道を登っていくと、月居山頂上と生瀬滝・袋田の滝の分岐点があります。
頂上は月居城跡があるとの事で、そちらに進みましたが・・・これがあまかった?


いきなり獣道のようで急になります。(決行恐い)
ロープを使って昇るなど、初心者にとってはなかなか険しいです!
ひたすら昇り、やっと頂上へ。

ちなみに月居城は佐竹家の家臣、袋田定義が築きましたが、
その佐竹家が秋田へ移封(国替)して廃墟となったそうです。
今は碑が立っており、ここから男体山へ向かうコースがあるそうです。



話は変わりますが映画「桜田門外ノ変」が公開されてますよね!
その事件前後に生まれた派閥「天狗党」と「諸生党」はご存知でしょうか?
是非ネットで調べてみてください。


その争いが1864年、ここ月居城やその先の月居峠でも起きたそうです。
月居側が諸生党で約2千人、大子側が天狗党で約1千人。
結果は大子側が破れたそうです。


決行歩いたので少し休憩。
山上りは普段歩くのと全然疲れ方が違いますね・・・


分岐点に戻ろうと立ち上がると、膝がガクガク笑っております。
日頃の運動不足が・・・
しかも帰りは昇るよりきついかも(*_*;)


正直、城跡の方は興味のある方だけにお勧めします。
基本的には観音堂へ直行したほうがよさそう・・・(^^;

鐘があり、思わず打ってしまいました。
「ご〜ん」という音色がコダマします。


観音堂からの臨む景色は本当に素敵でした。

紅葉に染まった色鮮やかな山々。
苦労して来ただけにこの絶景は報われます!
ちょうど中央に思い出浪漫館が見えます。


さて、この先まだまだ道は続きます!
生瀬滝展望台→そして袋田の滝を上から臨める場所があるそうです。
足はガクガクいってますが、がんばって進みたいと思います!
続きはまた明日♪