干潮・ハマグリ漁

鹿島灘はまぐり


昨日、海岸に出てみると…
かな〜り潮が引いておりました。


これ程の干潮のタイミングに出会う機会はなかなかありません!
という事で早速海岸へ。



おおぉ〜、この辺は普段は海の中なんですけど、
今日は歩いて岩礁まで行けます。




大洗ホテルをもっと真正面で写真に撮ろう!
という事で、ギリギリまで進んでみました。
かなり真正面です♪




この岩礁、干潮になってようやく全貌を現します。
そして実は、1つ1つに名前がついているんです。
平太郎の右側には「ごんど」「ぼんぼ」「大しま」など。
一番遠くにあるのが、大洗磯前神社に祀られている神様が降りたと言われている「大亀」があります。
ちなみに、この大亀に乗るとタタリがあると言われてます。
だから地元の人は大亀には乗りません。


灯台のある岩は「はりあげ」「北はりあげ」と言うそうです。
神磯鳥居のある岩は、そのまま「神磯」ですが、実は「大亀」が本当の神磯でしたが
大洗磯前神社で祀るために、今の神磯に場所を変えたそうです。(すいません、うる覚えです。)


以前、大洗を詳しく調べている考古学者の方から話を聞く機会がありました。
再度じっくり話しを聞いてみたいです。



そのまま大洗港に歩いて行ってみました。
すると漁船が沢山入港しており、漁協の方々が集まっております!
なんだなんだ!?



そう!
3月に入り、いよいよ「鹿島灘はまぐり」の漁が始まったんですよね♪
沢山のハマグリ、そして姥貝(ほっき貝)が運ばれております。




それにしても凄い量!!と思いきや、これでも少ない位なんですって。
今や国産物のハマグリの最後の砦とも言われている鹿島灘産も
年々減少してしまっており、幻のハマグリになりそう・・・
それにしても大きいですねぇ。



姥貝も沢山獲れました♪
こちらもとっても美味しい貝で、値段も比較的安定しております。
北海道や東北が名産ですが、大洗でもこれだけ漁獲があれば名産になるのかもしれません。


ともに、漁がある時しかなかなか入荷できませんが、
当館でも追加メニューなど、お客様にお届けしたいと思います。
お楽しみに!